何だか色んな人に色んなことを言われる。
初対面なのに、あなたはこうで、こうで、こうよね?と勝手に決めつけられ、
またあんまり深く接していない人には、Facebookの動きだけで、
「君は不思議ちゃんだね。Facebookでも色んなところに興味を示しているけど、
一つのことを極められない。」
と言われた。
一つのことを極めるってどういうレベルのことを言っているんだろう。
まだ10代の頃は、色んなスポーツをやってきたが、陸上の走り幅跳びは、県で5位。
弓道は新人大会で県で個人優勝だった。
でも全国大会には、行っていない。
そつなく、色んなことをこなせるが、全国には行ったことがなかった。
全国レベルではない私。
今もなんとなくそつなくこなせるが、全国レベルではないレベルだろう。
広く浅く知っているけど、深い知識は私は何を持っているのだろう?
やはり着物だろうか。
ちょっとモヤモヤして、大学の恩師に電話したら、
「自分の軸なんて40歳ぐらいにできるから、焦らなくても良い」
と言われた。
今30歳の私のビジョンとしては、『装うこと』が、私の強みになっている。
身だしなみを整えることで、エネルギーとなる。
元気がない時こそ、メイクをちゃんとして、おしゃれして。
そうして婚約破棄をのり越えた。
この間は親しくしてもらっている女性に、綺麗になったと言われた。
色々手を出して、それが一つに繋がることがある。
大学の卒論の時も、色々勉強をして、卒論のテーマが4年間の集大成のように、一つに繋がった。
『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ』でも、同じことを筆者は書いていた。
メイクやファッションが、セラピーに繋がるなんてびっくりした。
こんな不思議の国の歪みで苦しんで、精神を病んだり、自殺している人の手助けになるかもしれない。
メイクやファッションで世の中を変えてやるとまで大きなことは言えないかもしれないけど、ゼロではないということ。
色々やってきて、またそれが一つに繋がった。
ファッション、着物、メイク、自殺者、閉塞感。
社会にでて初めての感覚だ。卒論以来だ。
私としては、ちょっとでも心の支えになれたら。生きやすくなれたら。
小さいころから感じていた、この奇妙な国の閉塞感を良くしてくれたら。
私の目指すところは、そこだ。