社会的弱者
【黒バス脅迫事件】実刑判決が下った渡邊被告のロジカルでドラマチックな『最終意見陳述』があまりにも切ない | かみぷろ
犯罪は良くないのは当然分かってる。
その底辺の社会的弱者から犯罪者になり、その犯罪者から色々教わることになるとは。。
10年前の私に比べたら、もう過去に執着するのは薄れてきたし、
まだ過去の傷は癒えてないけど、なぜ過去の傷がこんなにも未だに疼き、
その傷を分析しないといけないなーと思ったら、
黒子のバスケの脅迫の犯人が恐ろしく客観的に自己を分析してたので、
それで私の傷や生きづらさを知るヒントになるとは。
にしても太宰治というか、文章能力が凄すぎて。。
インパクトありすぎました。
私も小学校の頃ブスで身長もでかかったので、オトコオンナって言われたり、男子にいじめられ、そして女子にもいじめられ、
まあ黒子のバスケの犯人ほどではないけど、孤独な小学校生活だったな。
6年生ぐらいからいじめはなくなったけど、その傷というかコンプレックス
は私の根っこを深く形成しています。
今どきの若い男性にはなんかちょっと距離置いたり、凄く人に嫌われるのを未だに怖れています。
男性はまだ怖いなあとも心のどこかで思っています。
中学校は部活の成績も色々賞をもらったり、学力の成績も上位にいたので、
プライドが高くなりましたね。クラスの人気者にもなりましたが、プライドも高く高飛車な女の子でした。
初めてエヴァンゲリオンを見たときアスカは昔の中高の私を見てる様で、胸が痛みました。
そして中学の時に出来た高いプライドのおかげで、高校の時に精神的な病を患いました。ホント旧作のTV版の最後の方アスカ精神崩壊していたけど、ほんと窶れてガリガリに痩せてました。
高校の同級生にはクラスのムードメーカーだった明るい私がなんで精神病むの?
何があったの?と同窓会の時に言われましたが、(悩みある?って問われるぐらい明るかったそうです)
まあ、高校の保守的な雰囲気が合わなかったのでしょうね、ざっくりいうと。
第一志望の高校ではなかったし、父親が俺の行った学校に行けというエゴを突き付けられてなくなく行ったのです。(親のせいにするなと思う人もいるかもしれませんが)
地元の一番の進学校ではあったんですが、国公立大学を目指す進学クラスを通ってしまってですね。
それから、その高校の教育方針に疑問を感じ、親の希望に沿っていかなきゃとか色んなことが重なって、心が折れてしまいました。
私という身体の乗り物はとても素直で不器用で。疑問に感じたことをだましだましでは生きられない性格みたいで。
高校の教育方針に何に疑問持ったのかというと、国公立大は“良い”大学だから。
国公立に行けば就職活動にも有利だとか。
まあ、よくある話ですが、高校の成績のために国公立行かすというのを感じたのです。
それと国公立大学が本当にいい大学なの?私立にも良い大学あるでしょう?と思い
パンフレットで色々探してピンときたのが京都精華大学でした。
人文学部に進学したのですが、高校の先生は芸大なんて、人文なんてとか言われましたが、貫き通しました。芸大は就職には役に立たない、虚学なんて就活には役に立たない。
まあ大学を就職訓練校みたいに思ってたのかな?まあ一番は有名な国公立大学に入ってくれたら高校も威張れるというエゴも感じましたが。
まあ、大学で思いっきり好きなこと勉強出来たし、その高校へ行かなければ京都精華大学という大学を選ばなかったと思うので。高校で教育とはなんぞえ?と疑問に感じ、それに腑に落ちた、その疑問を解消してくれる大学に出会ったのですから。
一生もんの仲間も出来ましたし。
ので何が言いたいかと言いますと、大学で絆というか人の縁を凄く大事に思えることが出来たので、
私は京都精華大学に救われたということです。
高校も高校の時家庭崩壊してたので、色んな高校のエゴ、親のエゴに苦しんでたので。
今は実家暮らしですが、親も私のことをだいぶ理解してくれてます。
私の人生は私が決めるというヒントをくれたのが京都精華大学でした。
私は三姉妹の末っ子なんですが、姉二人とも私立の大学に行ってて、お金がないから国公立大学行ってくれという親の願いを取り払って私のエゴで行きたい大学行きましたので、
奨学金だけは自分で全部払おうという目標はあります。
でも経済的余裕がなく高卒で働いてたらどうなってたんでしょうね?
なので黒子のバスケの脅迫事件の犯人は他人事とは思えないのです。
大島渚がまだ映画撮れるくらい元気で健在だったらこの事件をどう捉えるのか。
ちょっと犯人のプロファイリングで色々私のことも分かったので。
また秋葉原殺傷事件や黒子のバスケの事件みたいな事件が起こるとは思いますが、
少しでも呼吸しやすい生きやすい時代になったらこんな事件も減るんでしょうね。
世知辛い。。。