さよならCOLORを聴きながら
恥ずかしいぐらいに、赤裸々に書きます。
婚約してたパートナーと、ドラマのような前向きな別れをしました。
元パートナーと、やっとようやく真剣に話ができました。
それは、別れ話。
私とちゃんと向き合って話すことが、9ヶ月にしてやっとできました。
何か真剣に向き合って話してくれなかったから、こうなる日は予感がしてました。
何か本音を話してくれない。向き合ってくれない。
例え籍を入れても、別れる日が来るのではないか。
そんな予感がしてたし、覚悟はしてました。
私と元パートナーは釣り合わない。それは感じてた。
何か私達を繋ぐ糸が少しずつ切れていくような。
別れる日に対面した時、キスを避けたけど、
深い話をしているうちに、やっと本音を言ってくれて、ぶつかりあってくれて嬉しかった。
元パートナーは、ボロボロ泣いていた。
君は本当はやりたいことがあるだろう?
私は、そんなこと、、、と躊躇ったけど、
着物のことになると、キラキラしているじゃないか?
私は弱いから、あなたが必要だよと言ったら、
君は本当は強い。
私は大泣きした。凄く見抜く人だから、余計に。
私は、精神疾患だから、大学四回生の時に、ちゃんと働ける自信が無くて、体調も悪くて、就活は出来なくて、自分を誤魔化して、母親の仕事を継ぐと逃げるように決めました。
私は、バリバリに働ける身体ではない。か弱い人間だ。
なので、母親の言うことを聞いて、自分を誤魔化して、進路を選択した。
着物も隙間産業だから、諦めてた。
今度こそ、自分を誤魔化さず、自分を貫く。元パートナーみたいに。
別れ際、さよならカラーが入ったアルバムをくれました。パートナーは少し泣いてたけど。
憎しみ合わず、後悔もなく、むしろ自信をつけてくれて背中を押してくれた。
自立しようと思います。それが彼の恩返し。
彼も深い孤独を抱えてる。もっと女の人に甘えてもいいんだよ、弱音吐いてもいいんだよ。
明るくて強い太陽みたいな人がいいね、そういう人と付き合えたらいいんじゃない?
そう元パートナーに、伝えました。
お互いの幸せを祈って、泣きながら別れました。
私の三十路の誕生日に、手編みの帽子もくれて、別れ際にさよならカラーもくれて、これをみたら頑張れる。
安野モヨコは、男で空いた穴は男でしか埋められないと言ってたけど、喪失感はないです。
むしろ、付き合った時より繋がってるような。
未練もない。寧ろ清々しい。
今まで憎しみ合う関係で別れたから、お互いを尊重し別れられたのは、嬉しい。
今度会う時は、ちゃんと友達として、尊重して接することができる。
ドラマみたいな、本当に不思議な人。フィクションみたいな人。
彼が号泣して泣いてたから、その涙を無駄にしないように、
私は自立します。
それが、彼への感謝になる行動だから。
お互いに、幸せになれますように。
濃密な9ヶ月ありがとう。
尊敬する彼へ。あなたも幸せになってください。