胸の鏡よ 心濁すな

日記のように綴るブログ

秋は嫌い。

美容やファッションの季節。読書の季節。芸術の季節。

 

でも成人してから、秋は嫌いになった。

 

センチメンタルになる、感傷的になるこの季節は、心がヒリヒリする。

 

阿波踊りが好きなせいも関連する。

 

お盆で盛り上がって、お盆を過ぎると秋がくる。

 

あんなに楽しかった夏が終わる。

 

祭りの後の哀しさを、より秋が酷くする。

 

大学三年生の時、学祭で阿波踊りが終わった瞬間に泣き出してしまったことがある。

 

みんなで楽しんだ阿波踊り。今年の祭りが終わるんだと泣いてしまった。

 

男友達が抱きしめてくれたけど。

 

真冬の方が好きかもしれない。真冬の星座が好きで、空気が澄んだ夜空が好きだから。

 

寂しくて、恋したいなあと思うけど、恋に臆病になっている半面、元婚約者と比べてしまってときめかない。

 

今日も元婚約者が夢に出てきてしまった。

 

元気にしてるだろうか。

 

幸せを願っているけど、全く未練がないと言ったら嘘になる。もう次に進みなよと、私の中の男が、女々しい女の私に説教する。

 

全て気持ちがぐちゃぐちゃになるのは秋のせいだ。

 

人と会わず、コーヒーを飲んで読書する。

 

孤独を噛み締める、秋。