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胸の鏡よ 心濁すな

日記のように綴るブログ

結婚について考える

婚約破棄して1年が経った。籍は入れてないけど、通い婚をしていた9ヶ月。それで色々わかったのは、私はまだ結婚する段階ではないこと。経済力のない私が、無理やり結婚するとなって、凄くマリッジブルーだった。

 

今の状態は、離婚してでも大丈夫なくらい「自立」することと、自分に言い聞かせている。

 

結婚がよくわからない。でも婚約していざ結婚の準備するとなると、やはりお金が必要なのだなとひしひしと感じた。子供を育てるとお金が必要。今は男性も女性も経済力がないと、子育ては難しい時代。

 

先日面倒くさい男性に絡まれた。私のことを本当の愛をしてないだの、我儘だのと言われた。

 

今年の3月に元婚約者に、家族と縁を切って駆け落ちを誘われたが、家族も大事だし、仕事も進んでいるので、断った。それを面倒くさい人に伝えると、

「彼も家族も大事なんて、我儘だよ!何か捨てないと!」と言われた。

その方はバツイチ子持ちで、不倫やドロドロの恋愛をしたこともある、44歳独身。幸せな家庭を築いた人に言われるなら説得力あるけど、そんな人に、本当の愛をしたことがないと言われても、説得力がなかった。

 

友達に駆け落ちは古今東西、逃げることだから、2人だけ幸せならいいという方が、我儘だと思う。家族もパートナーも大事な方が、本当の愛だと思うと言われた。

 

モード雑誌GINZAで、岡村靖幸結婚への道の対談コラムで、上野千鶴子が出てきた。好きなコラムだか、上野千鶴子が出てくるなんて、びっくりした。名言がいっぱいだったので、引用する。

 

上野 :初めにね、結婚を「問い」にするというこの切り口がいいと思いました。セックスや恋愛は問いにはなりませんから。

岡村:なぜですか?それは本能だからということですか?

上野:「人間には性欲がある」と思われていますから、誰も「人はなぜセックスするのか」と問いません。「人はなぜ恋愛をするのか」という問いも、「恋愛はしないよりもしたほうがいい」とみんな思っているから問いにはなりません。ところが、「人はなぜ結婚するのか」というと、これは“謎”なんです。前の2つの問いよりも謎が大きい“秘境”なんです。

 

腑に落ちた。本当に謎だ。だから色々な人になんで結婚したのか?と問う。そう、“謎”なのだ。上野千鶴子は結婚を分かりやすく定義している。

「自分の身体の性的使用権を生涯にわたって唯一人の異性に譲渡する契約のこと」

結婚したら、もう他の人と恋愛ができない。不倫。子供がいるとさらに泥沼。だから私は結婚を躊躇ったのだ。別れても子供ができても、自立できるぐらい、経済力のある女性にならないと。

岡村靖幸はこんなことを対談で言っていた。

 

岡村:男女の関係は、時間が経てば刺激は磨耗していくものだし、馴れ合いになっていく。お互いの嫌なところも見えてきます。それは当然なんです。結婚してもなお刺激が磨耗せず、他人にも目が向かず、円満状態でいる、というのはものすごく奇跡的なことだと思っています。

 

その発言に結婚して母親になった女性はこういうと上野千鶴子は言っていた。

「家族になっちゃったら性欲が湧かないわよね」

 

こうも言っていた。

上野:人間の感情とか欲望を契約で縛ることができますか?

 

そしてこうも。

岡村:恋愛感情と性関係が僕の場合は混在してるんです。セックスはセックス、恋愛は恋愛とはなってない、僕のなかでは。

上野:私だって混在してます。興味をもつというのは愛の始まりです。相手に興味をもち、「あ、この人面白いな」と思ったとき、体が自然と前のめりになるじゃないですか。その体がそのまま倒れかかれば、そのままセックスに至る。それだけの話です(笑)。

 

そしてこの部分。

 

上野:安心ということでいうと、私も結婚した人たちに、「なぜ事実婚じゃだめなの?」という問いかけをしてみました。そこでわかったのは、ああ、この人たちは“保険”に入ったんだなということ。結婚という名前の“保険”。ただし、この保険は、不良債権を出している保険会社の保険に入るようなものです。当てにならない保険に入るなんて幻想そのもの。それでも人間は保険に入りたい生き物なんだと。それが幻想だとわかっていても、それが人間の弱さで、人間の愚かさなのだと。私は、自分に保険はかけたくないと思っています。それでも保険に入りたいですか?

 

そしてこんなことも。

上野:私はね、教え子が結婚の報告にやってくるとこんな言葉で祝福するんです。「自分の人生に巻き込んでも相手の人生に巻き込まれてもいいと思える相手と巡り会えるなんて、人生のうちで指折り数えるほどの稀少な出来事。そのくらい血迷える相手に出会ったことは幸せね」って。

 

纏まりがなくて分かりにくて、読者の人には申し訳ないが、それぐらい私にとっても結婚は“謎”なのだ。まだまとまらないから、こうごじゃごじゃした日記になってしまった。

 

でもそういう経験(結婚のこと)をもつことはいいことだと思います。人生を豊かにすることですから。

 

そう上野千鶴子岡村靖幸に言っていた。

 

 

 

結婚が幸せだとは限らない。ゴールとも思ってもいない。“契約”して所有する、されるというのが嫌だったのだと思う。母になり性欲も湧かないのに、他の人と恋愛関係になるとルール違反となりごちゃごちゃになる。

けど、上野千鶴子は沢山の「お友達」ができるが、感情を鎖で縛りつける権利はないという。そんなおぞましいことはできない。なぜなら私もそうだからと言っていた。人の気持ちはうつろっていくもの。

そんな沢山の「お友達」ができるとフリーセックスと短絡的に言われるのが、わからないと。人を縛られ所有され、だから人の感情を縛りつけない。なぜなら私もそうだから。お友達が他の女性とできたという経験もあるから、ひたすら悲しいと。人の心は縛りつけないなあとほろほろ泣く。それをやめろとはいえない。自分自身もそうだし、人の心は移り変わるものだから、ひたすら泣くと。そう上野千鶴子は言っていた。

 

まだまだ結婚はわからない。二人になればなんとかなるんじゃないかと思って結婚したと大学の恩師は言っていた。

私は家族を持ってみたい。上野千鶴子は(結婚は)人生を豊かにするものですからと言ってたのが印象的だった。

私はまだこの人だとなんとかなるという相手に出会えてないのかもしれない。

元婚約者は統合失調症を受け入れる人ではなかった。でも憎しみはない。そういう人なのだろう。だからかもしれないが、どこか信頼できなかったのかもしれない。でも彼の幸せを祈っている。それは本当の気持ち。彼も私の幸せを祈っている。

 

今やらなきゃいけないこと、頑張らなきゃいけないことをやるだけ。それは今現在はっきりと分かるビジョン。仕事も少し開けてきたので、前に進む。