ごみの山
先ほど大学の恩師と電話をした。
最近私は、メディアに疲れていると。
大学一回生の時に、メディアリテラシーを散々習ったのだけど、
それが良く分からなくなってきていると。
「斜め視点から見ろ」と散々教わった。
でも、昨今それだけじゃ通用しないのではないのかと。
そして、恩師が(今のメディアは)「ごみの山だからなー」とおっしゃった。
SNSがこれだけ沢山あって、誰でも情報を発信できるようになった。
知識人ではなく、一般人でも。
テレビも新聞も本も全体的に質が落ちている。
テレビが言っていたから、本に書いてるからと、鵜呑みにする両親。
凄く危険に感じる。
Facebookの煽り記事も母親は鵜呑みにしている。
メディアリテラシーという言葉も知らない世代。同世代だって知らない人は多いだろう。
健康オタクな日本は、健康で長生きが好きである。水は一日2リットル飲むのが良いと、テレビで言ってたのを鵜呑みにしてとあるおばあちゃんが死んだ。
一日一食が良いと言って、体調を崩す年配の人もいる。
そして、それでぼろ儲けしている嫌な医者も沢山いる。
内海聡もその一人だろう。
なんだかなあである。姉はその人その人に合う、合わないがあるからと言ってたが、
その情報を安易に流して、悪影響を与えるのはどうなんだろう?
政治だって、ウヨク、サヨクと二元論に囚われてる人が多いが、今はそんな簡単な時代ではない。
メディア自体が、凄く複雑になって、見極めるのが難しい。
斜め視点だけでは、見極めるのが難しい。
何もかもが疲れて、社会が嫌な方へ行っているのを、メディアを見るたびに感じるので、メディアを閉じ、自然と芸術を見て、少しでも美しいものを見ようとしている。
逃げているかもしれないが、つまらない時代になったものである。
綺麗なものが見たい。