胸の鏡よ 心濁すな

日記のように綴るブログ

大丈夫と自分に言い聞かせて

昨日、婚約者の彼と、私の家族でご飯を食べに行った。

嫁に行った姉と、父親と母親と私と彼で。

 

姉と父が、母親が私を支配しようとしている、母親はまだ子離れができてないと。

母親がきつい言葉で私に言うから、私が弱るのだと、姉は言っていた。

あまり、見ようとしてないというか、ほっといている部分を言われたから、

今ドロドロした感情が、湧き上がっている。

 

不登校になって、高校の時に見たエヴァンゲリオンのアスカを思い出している。

私は母親の人形のようだと、気づいて、私は人形じゃないとアスカは叫んでいたが、

私も今、叫んでいる。心の中で。

でも発狂するのを、精神薬で抑えて、いつか母親を殺してしまいそうだと

ドロドロした感情が渦巻いている。

でも止めている。必死で。こうやってブログに書いて自分で言い聞かせている。

 

母親はちょっと若年認知症で、すごいわめく。姉はそれに負けないぐらい言い聞かせなよと言われたけど、喧嘩するけど、もう疲れる。

早く家を出たい。逃げなきゃ。でも実家から近いとこに住むことになるから、結婚して彼と家族を築いても、しょっちゅう家に来て、干渉しそうでそれが怖い。

子供ができたらできたで、子育てで色々干渉するだろう。

 

 逃げるように、京都の大学へ進学した。でも毎日母親から電話がかかってくるし、

毎月四国から私の下宿先に来た。追いかけてきた。

そして卒業したら、連れ去るように、実家に帰らされた。

 

 大学に教えられたのは、「主体的に生きろ」だった。

母親の言うとおりに、仕方なく母親の元で働いている。

何も考えず、母親の言うとおりに生きる。そう言い聞かせて行軍のように、働いている。

良い子でいなきゃ。母親の言うことを聞かなきゃ。

本当は、これがしたいのに、母親に大反対されて、仕方なく家業を継ごうとしてるけど、やる気が出ない。

主体的に生きてないからだ。私の心はからっぽだ。人形だ。

 母親に何がしたいの?と言われるけど、これがしたいと言ったら、大反対して、

うまい事言いくるめて、母親の都合のいいように、私を操るじゃないか。

今でも、覚えている。高校一年の時に、担任教諭から、あなたの最大の壁は母親ねと。

 

未だにその言葉が、ずしっとくる。母親が亡くなったら、本当に私の人生だと。

 

希望なのは、婚約者の彼だ。私がアンティーク着物屋さんをやりたいと言ったら、

資金を貯めて、着物屋さんしたいねと言ってくれた。

 

どうすればいいのかわからない、どの道を進めばいいのかわからないと迷ってる時に、こっちだよと手を握って、彼が連れてってくれた夢を見た。

 

主体性のない、空っぽの人形みたいな私を、人間にさせてくれるのが、

婚約者の彼のような気がする。

 

この人ならついていける、怖くない、守ってくれる。

彼が私の希望である。

私はちゃんとした、「人間」になりたい。

私は人形じゃない。