元カレ君へ
今年の夏、元カレの誕生日に振った。
30歳の誕生日に、本当に祝う気持ちが湧かず、もういっぱいいっぱいになって振った。
酷いことをしたのはわかってる。でも私が色々辛いことが立て続けに起こり、
ちょっと助けを求めたら、
「やりたいことがないのは、自分がないからだよ」
と、そこらへんの自己啓発本に載ってるありふれた的外れな言葉をもらって
もうしんどいとなって、振ったのだ。
「自分探しとは言わないけど、色々なとこ見て探したら?」
とさらに的外れなこと言われて、この人頭悪すぎと思い、これ以上甘えられるのはしんどいと思い、心の荷物になっていた彼を振った。
一回彼がネット右翼のような傾向もあるから、話を掘り下げていったら、ぶち切られた。
ということは、ネット右翼だから切れたんだと思う。的を得たから。
キレる14歳ならぬキレる30歳みたいなキレ方をされて、そこから精神不安定になり、過呼吸気味になった。
別れたら過呼吸は治った。
去年、あるフェミニストの女性に暴力未遂で彼は書類送検されていた。
そしてすごく落ち込んでいるところを優しくしたら、周りに後押しされたのもあるけど、付き合うことになった。
ただ話を聞いてあげた。
なのに話は戻るが、私が精神的にまいっているときに、今度は俺が励ます番だねと言われ、彼的には激励のつもりなのだろうが、先ほど述べた言葉を浴びせられ、もうしんどくなった。ただ話を聞いて味方になってほしかったのに。。。
あなたが落ち込んでいるときに、そんな言葉浴びせましたか?
ただ話を聞いて味方したじゃないですか。
実際キレ方が半端なかったので、これでフェミニストの彼女に殴りかかろうとしたんだから、彼女は凄い精神負担だと思う。そのフェミニストの彼女も色んな人を訴えてたけど、彼にも問題があると思う。お互い様だ。
話がとぎれとぎれになるけど、自分探しって言葉が理解できない。
掘り下げていったら、みんな原石みたいなものがあると彼は思っていたのだろうか?
みんな玉ねぎみたいに皮を剥いてもなにもでてこない。
自分らしくとかそんなもの幻想なのに。自分なんてない。
自我を掘り下げても何も出てこないのは、エヴァンゲリオンや村上春樹が証明している。
自分を見つめるならわかるけど、自分探しをしても余計路頭に迷うだけだ。
自分は外にも無いし、自分らしさとは幻想だ。
実際私は夢がないのがコンプレックスたっだが、夢ばっかり見て、地に足ついてない行動する人もいる。
やりたいことがなにもなかったけど、今はなんとなく始めた仕事が楽しくて、情熱も湧いてきた。
やりたいことがあるけど、親が反対したり、金銭面で断念したりして、仕方なく別の仕事やってる人もいるだろう。実際私がそうだった。
着物に携わる仕事がしたかったけど、親の反対だったり、金銭的にも余裕がなかったから断念した。
そういう人もいるのに。
家入一真は、やりたいことがない人は吸収力が早いと言っていた。
その言葉を聞いてそうだと思った。私の主観だが、実際私がそうだった。
自己啓発本やマニュアル本も気休めしかない。読んだ後はぱあっと目の前が明るくなるかもしれないが、それが実際自分の人生に役立つとは思えない。
マニュアル本もその人の方程式だがら、実際自分に役立つとは思えない。
遠い目から見ると、新興宗教と変わらない。
ちょっと体が良くなる気分にさせてくれるだけだ。
それなら哲学書を読んだほうがためになると思う。人生哲学本ではなく。
元カレは元気だろうか。マニュアル本や自己啓発ばかり見るのではなく、
人をもっとよく知ったほうが、視界が開けるのではないだろうか?
色んな人の生き方を知って、出会ったほうがよいのでは?
色んな生き方をみたら?
あなたが求めてるものは、自己啓発やマニュアル本には載ってませんよ。